【帯同生活】海外転勤に帯同することが決まった時に感じた3つの不安

駐在妻生活 アメリカ生活

渡米して4ヶ月が経過しました。

今回は、帯同が決まった時に感じていた不安について振り返ってみました。

同じように帯同について不安に感じている方に届けば嬉しいなという思いで書いています。

私が駐在妻になるまで

夫の海外赴任が決定した時は当然、私自身も会社員として働いていました。

半年後には渡米しなくてはならない…。

キャリアがストップしてしまう事に悩みましたが、日本との時差・距離がかなり開いてしまう事から帯同を決めました。

そこから上司と休職やリモートワークなどキャリアを継続する形を取れるかの相談をしましたが、結論としては前例もなく退職するしか選択肢はなく、現在に至ります。

帯同決定した時に感じた不安

大きく分けて3つの不安がありました。

キャリアへの不安

帯同が決まった時の私の状況は、ちょうど管理職に昇格して1年たった頃でした。

任せてもらえる仕事の規模が大きくなっていくことに充実感を感じていましたし、好きな職場で仕事を続けられなくなる事が悲しく、寂しい気持ちを感じていました。

現地で働けなければ、キャリアにおいて大きなブランクになってしまうことも不安でした。

帰国後にちゃんと働き口はあるだろうか、などと考えると不安は尽きなかったです。

海外生活への不安

異なる言語、異なる文化に順応しなくてはなりません。

まずは言語への不安がありました。

現地で暮らすとなると、海外旅行などで経験するような予約・食事・買い物などのシーンだけでなく、病院や公的機関で様々な手続きをする事もあるだろうなと。

それも現地の言語でしなくてはならないと思うと不安になりました。

私の場合は英語圏でしたが、馴染みの少ない言語だとさらに大変かと思います。

それに加えて家族・友人と離れ、相談をできる人が近くにいない状況も不安な気持ちを増幅させました。

「駐在妻」の暮らし自体への不安

周りに経験者も少なかったですし、赴任先、赴任者の企業の制度などによって帯同家族の状況も変わってくるものだと思います。

そもそもどんな生活になるのかが自分の中で描けず、よく”駐在妻” ”生活” 等でweb検索しては、「孤独そう」「人付き合いが大変そう」というマイナスイメージだけが先行し不安に感じていました。

実際に海外生活を始めてみて

キャリアについて

結論としては退職となったのですが、渡米後にフリーランスとして業務を受託するお話を頂けたので、相談したのは意味があったなと思っています

休職の選択肢が取れる企業、働き方改革を進めている企業も増えてきています。

もし帯同前の私と同じように悩んでおられる方は、前例はなくても一度は会社に相談してみても良いのかなと思います。

この部分は柔軟に対応できる企業が増えていって欲しいなと、切に思います。

振り返ってみてよかったと思えるのは「今後のキャリアについて考え方が広がるきっかけになった」ということです。

私の不安の根本は「いかに積み上げたものを守るか」という発想からきていたと思います。

正直キャリアへの不安は今も抱えたままですが、この機会を生かすにはどうしたらいいかという視点を持って考えられるようになりました。

そう思えた出来事についてはこちらの記事で振り返っています↓

海外生活について

まず時差。順応するのに1週間掛かりました。

そして言語。最初は何をするにも一度立ち止まりました。

お店で聞きたいことがあっても「聞き取れないのではないか」と思うと聞くのをためらったり。

とにかく毎日冒険している気分で心が休まりませんでした。

それでも毎日段々慣れてきて、暮らし全般に慣れてきたなと思えたのは2ヶ月後位でした。

「駐在妻」生活について

私の周りには想像していたような日本人コミュニティはありませんでした。

赴任者家族同士の付き合い方については企業文化によるとは思いますが、振り返ってみると不安になりすぎていたなと思います。

海外生活のなかで重要だと気づいたこと

ダメで元々。とにかく行動してみる。

私は仕事も育児もない状況での帯同生活ですので、何もしないでいたら、本当に文字通り何も起きないで1日が過ぎていく。

自分が何も生産していない人間に思えて悲しくなってくる。

英語もうまく話せないし、こんなにも何もできない。心はすり減りました。

少しずつ状況が好転しはじめたのは、「失敗しながらでも、行動に移し始めてから」です。ダメで元々だと思いながら。

店員さんにわからないことを聞く、図書館で ESLに飛び込んでみる、語学学校のテストを受けてみる、ESLの授業登録をしてみる。

少しずつやれる事を増やして行きました。

周りの人は自分が思うよりも、自分のことを気にしていない。

行動してみようと思えたのはこの事に気づいてからです。

私の住むベイエリアは外国人が多いので、英語を母国語としない人たちが、拙い英語でどんどん話している光景をよく見ます。

もちろんネイティブ側の人が聞き返したりする事もありますが、それが日常です。

伝わらなかったら恥ずかしいという思いから引っ込み思案になっていたのですが、「私もこれくらい図太く行った方がいいな」と素直に思いました。

すんなり通じなくてもいい、話せなくても書いたら伝わるかもしれない、スマホで画像を見せれば伝わるかもしれない、などと思えるようになってきてから、少しずつ変わっていったと思います。

まとめ(帯同時の不安と4ヶ月後の今)

キャリア

今少し変わってきたなと思うのは、海外での生活をいい機会と捉えられるようになった事です。

少なくとも、図太く行動できる力は少しアップしました(笑)

不安と闘いながら模索中ではありますが、今できる経験について考えたり、学習インプットの期間にしていこうと思っています。

海外生活&駐妻生活

最初の2ヶ月はリズムを掴めず辛かったですが、徐々に不安は消えていきました。

日常生活においてはとにかく行動してみるという事に加えて、自分で何かのルーティンを決めたり、生活の中で小さくてもいいので目標を設定してみる事も気分を整えるのに有効だったかなと思います。

今回は以上となります。

長くなってしまいましたが、最後までお付き合いくださりありがとうございました!

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